ラ•リュミエール主催公演のお知らせです。
ドイツ語圏(ドイツ・オーストリア)で学び、演奏活動をしてきたMeisterたちが、お話を交えながら、名人技を披露いたします。ドイツならではの名曲の数々をチョイス、ドイツの春風をたっぷりと感じられる、素敵なゴールデンウィークのひと時となるでしょう。
ベルリンで長年活動してきた武内安幸氏の楽器コレクションである「コルノ・ダ・カッチャ」を、演奏者の解説つきでご紹介いたします。武内氏はドイツ「バイロイト音楽祭祝祭オーケストラ」の日本人初のトランペット奏者であり、長く愛知県立芸術大学教授として後進の指導にも当たってきました。100年前の楽器「ポスト•ホルン」奏者としても貴重な存在です。
ファゴットは、札響首席奏者の坂口聡氏が、シューマンから、そしてチェンバロと共にテレマンのファゴットソナタで当時の雰囲気を再現いたします。オーストリアで学んだ伝統のメソードに、演奏現場での経験を積み重ねた、ファゴットのMeisterです。
ピアノとチェンバロは、デトモルトで学んだ、札幌大谷大特任教授の岡本孝慈氏がスペシャルな音色で共演いたします。加えて、M.レーガー研究の第一人者である岡本氏は、レーガーのピアノソロ作品も演奏予定です。
若手からは札響トランペット奏者の小林昌平氏がC.ヘーネのソロ曲と、愛知県芸大の恩師である武内安幸氏との師弟デュオも予定しております。
「ドイツの風」を堪能できるコンサートです!
※コルノ・ダ・カッチャ(伊:Corno da caccia)
現在のフレンチ・ホルンの先祖。
「狩のホルン」というようにもともと狩猟の時に合図を送るのに使われていました。馬に乗った際、ベルが後ろ向きになるように持ち後方に合図をしたのです。この楽器がオーケストラに取り入れられるようになったのはバロック時代後期、18世紀始め頃、バッハの時代にはトランペット奏者が演奏していました。現在でも同様にトランペット奏者が演奏しています。
【出演者】
◆トランペット/コルノ・ダ・カッチャ
武内 安幸(元愛知県立芸術大学 教授)
◆ファゴット
坂口 聡 (札幌交響楽団 首席ファゴット奏者)
◆ピアノ/チェンバロ
岡本 孝慈 (大谷大学芸術学部 特任教授)
◆トランペット
小林 昌平 (札幌交響楽団トランペット奏者)
【プログラム】
🔹水上の音楽 第2組曲より序曲
G.F.ヘンデル
🔹アダージョとアレグロ Op.70
R.シューマン
🔹ピアノ小品
M.レーガー
🔹コルノ・ダ・カッチャのための協奏曲
C.フェルスター
🔹スラブ幻想曲
C.ヘーネ
🔹ディベルティメント
B.ブラッヒャー
他
【チケット取扱い】
◆道新プレイガイド
◆ラ•リュミエール
【電子チケット】
【お問い合わせ】
ラ•リュミエール
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